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日曜日のお昼は久しぶりに「ばりこて」に行きました。
ここは博多ラーメン、いわゆる豚骨ラーメン専門のお店ですが、
私、東京で一番おいしい豚骨ラーメンだと思ってお気に入りでございます。
っていっても、特にラーメン好きなわけでもないし、
あっちこっちのラーメン屋さんをまわったわけではありませんがorz

東京に出てきてから、はじめて博多ラーメンと名のつく豚骨ラーメンを食べたときの衝撃は
今でも覚えていますが、とにかくびっくりものでした。
麺は太いし縮れていて、、味が薄いのに、無駄にどっぺりしてる感じで、
博多ラーメンを名乗っていることに怒りを覚え、とにかく衝撃的でした。

その後も、博多ラーメンを売りにしていて有名店といわれる店を訪れることはありましたが、
どこも満足の行くものではなく、東京での博多ラーメンの看板にはだまされないようにしようと心に決めたものでした。

かといって、醤油味のラーメンにもなじめず、なんかもんもんとしているところに、オープンしたばかりのばりこてに遭遇しました。
なんとなく直感で、「ここはイケル！」と思って、お店に入りました。
そして、注文して、一口食べたときに衝撃といったら、もう感涙もの。

「これっ！この一口目のはっきりした味！そしてこの麺のうまさっ！」

気持ちとしては、毎日食べたくなるような味ですが、ラーメン好きでもないため、毎日の栄養を考えるとそういうわけにも行きません。
それでも、１，２週に１度通うような状態になりました。
ラーメン好きな人からすれば少ないでしょうが、私的には通っている状態です。

とにかく、うまいです。
知り合いにとんこつラーメンを勧めるは、必ずここです。
注文して１分もしないで出てくるのもうれしいです。
麺の硬さを選べますが、メニューにはありませんが、「はりがね」もできるようです。
私はいつも「ばりかた」ですが、「生」もおすすめで、ほんのちょっと湯通ししたくらいの麺がでてきますが、これがまた食感が独特で味の感じ方も変わりません。

この麺がとにかくおいしく、はっきりとした味を感じることができます。
スープは味は濃いのですが、あっさりしていて、
かといってこってりしていないわけでなく、ほんとに絶妙。
スープを全部飲み干してももたれません。
そして、その後の後味がまた最高。
食べているときと違う後味が口に残り、これがまたよろしい。
替え玉システムもあり、必ず替え玉はしますが、替え玉時は、
カウンターにおいてある、紅しょうが、ごま、からし高菜を加えて楽しみますが、これがまたうまい。

そして、お店のご主人がまたいい感じの人で、まさに九州男児的な感じです。
愛想はいいですが、頑固そうなところもあり、気持ちよろしい。
接客も気持ちよく、セルフサービスとなっているお水も、混んでいないときはもってきてくれますし、お水が空になっていることに気づくときちんとついでくれます。
ご主人以外の店員さんもきちんとしており、とにかく気持ちがよい。
お店の中もいつも清潔にしてあり、べたべたしているような感じはありません。

それからご主人夫婦に小さいお子さんがおられるためか、
お子様連れのお客さん歓迎なので、よく小さいお子様をつれたお客さんを見かけます。

店内、カウンター７席ぐらいなので狭いといえば狭いかもしれませんが、
狭さを感じたことはありません。
土日のお昼時は並ぶこともありますが、お客の回転がよく、長時間待つこともなく、待たされたと感じたことも今までありませんでした。

何年か通っていますが、歳をとって食べ物の趣味が変わったせいか、
だんだんお店に行く回数が減ってきました。
しかし、とんこつラーメンを食べるときは必ずばりこてに行きます。