ユーミン スペクタクル シャングリラV
2007-07-01


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昨日、横浜アリーナで初日を迎えたユーミンこと松任谷由実様のサーカスとシンクロとコンサートが一体となったショーを見にいってきました。
東京公演は9月なので、ユーミン大ファンの私としてはそんな遅くまで待てません。

とりあえず、見終わった感想としては、本当によかった!大満足です!
シャングリラシリーズの中では、一番見終わった後の充実感と余韻が強いです。
また見たいと思わせるショーだったし、さすがユーミンと感じさせるショーでした。
とにかく、いろんなところにびっくり、感動。
センターステージのため、セットの派手さは以前のシャングリラに比べるとありません。
しかし、それを感じさせない、派手な演出が用意されています。
ユーミンとサーカスとシンクロとがきれいに融合した感じで、全体的に密度が濃くきれいにまとまった印象です。
そのため、ユーミンファンじゃない人が見ても、かなり楽しめるショーではないかと思いました。
ユーミンファンじゃない人にも強く勧めたくなるようなショーです。
それから、シャングリラ1、2で活かしきれなかったり、しっくりなじんでいなかった要素がうまく消化された感じです。

席がセンター席だったので(横浜アリーナの場合、通常のコンサートでいうアリーナ席。ここではアリーナ席がスタンド席にあたります)少々心配していました。
シャングリラの場合、ステージ全体が見渡せたほうがいいのと、今回、シンクロがあるので、センター席から見上げる形になると思い、その場合、水面でのアクトがきれいに見えるのかという心配です。
しかし、行ってみるととてもとても良席でびっくりしました。
センター席にも段差がついており、後ろの方の列でも見える配慮がされており、私達の席はちょうどステージの中央から全体をきれいに見渡せる位置で、しかも前方のお客さんを含めても、視界をさえぎるものがほとんどなく、その上、空中での演技を見上げることもでき、本当にベストポジションでした。
今回のシャングリラはセンターステージということもあり、比較的、どの座席からもステージが楽しめる作りになっているとは思います。
今までのユーミンのコンサートでは「なんでこんなほとんどステージが見えない席を売るの?」と思うことがあったことがあるので、配慮されていることがとてもうれしく思いました。

それでは、ショーの感想をもうちょっと詳細に書いていこうと思います。
今回、写真の曲目リストを見ても感じますが、選曲や曲の流れを見ても、
盛り上がりにかける感じがあります。
その上、一般の人が知っているような「DESTINY」だったり「春よ、こい」だったり、「リフレインが叫んでいる」だというような代表曲がほとんど見当たりません。
確かに、この選曲が通常のコンサートであったら、盛り上がりに欠けたかもしれませんが、シャングリラとしてみた限りではそんなことは感じさせませんでした。
ユーミンひとりが主役というわけではなく、サーカスやシンクロなどとちゃんと融合していることでひとつの世界ができあがっていました。
ただ、終盤近くの落ち着いた曲が続くあたり、ちょっとまったりしすぎかなと感じましたし、あと1、2曲盛り上がる曲と派手な演出を入れてもよかったのではないかとも感じたのも正直なところです。

「グレイス・スリックの肖像」
ユーミンがどういう登場をしてくるか楽しみにしていました。
派手な登場をしてくるのか、それとも普通にステージ下からせりあがってくるのか。
しかし、意外にも静かに普通に登場してきました。

ユーミンが登場する前に、黒子の人が、ステージ中央にグランドピアノを手動で運んできました。
手動で運ばれてきたことで、派手なシャングリラのイメージからかけ離れた印象だったので違和感を感じました。

そのあと、ユーミンが静かに歩いて登場。

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